BBS29・編集後記

明日はきっといい日になる

WEBマガジンでも編集後記、書いていいよ。と言われましたので、このコーナーもフリーペーパーから引き続き継続となりました。また、とりとめもなく書いていけたらなと思っておりますので、オフショットのついでにでも見てもらえればと。というよりオフショットが主役です。泣く泣く使うのを断念した写真をみていただければ、文章など飾りにすぎません。

バスケットボールスピリッツのWEBマガジンとしての再出発とかけて、もういちどBリーグ開幕を振り返る。ということで決めた3月期・vol.29の特集「来し方、行く末。B元年のルーキーたち」。掲載する選手はBリーグ開幕時にルーキーだった選手(ただしそのシーズンに特別指定で加入は除く)なのですが、これは自分で言うのもなんなのですが、分かる人には分かる、だいぶあざとい人選となってしまいました。

ですが、これは決して狙ったものではなく、まったくの偶然。編集会議での「あの選手は今すごいがんばってる」「今季の成長はすごいよ」「あの選手の話もききたい」「この選手ははずせない」「やっとでられるようになったんだから」「全員は無理ですよ」などなどの意見を総合した結果が、橋本晃佑選手、岡本飛竜選手、ベンドラメ礼生選手、小島元基選手の4名でした。あがった名前をあらためて見たときに、あれ?この選手たちって……。となり、ベンドラメ選手がこの世代の中心であることを再確認した次第です。

昨年末のフリーペーパー最終刊の発行、2月の仮リニューアルからここまでの3ヶ月。本当にいろいろなことが起こりました。スピリッツのリニューアルと準備に追われていたということだけでなく、日本のバスケットボール界隈にとっても、今までにないほど濃密な期間でした。男子代表のワールドカップ自力出場決定、吉田亜沙美選手の引退発表、そして東京オリンピックの全カテゴリーでの開催国枠決定、ライセンス判定や処分選手の復権と、さっと振り返るだけでも盛りだくさん。

ワールドカップ予選、最終戦のカタールとの試合は盛り上がりました!各チーム公式のみなさんと一緒に試合を見ながらツイッターで実況して呟いて、すっごい楽しかったです。絡んでいただいたみなさま、ありがとうございました。

実況していて学んだのは、馬場選手がダンクを決めた後はだいたいタイムアウトが入るので、#BABABOOM は落ち着いてゆっくり打っても間に合うということですね。次に向けて覚えておきましょう。

普段は敵同士、といっては大げさかもしれませんが、そんな方々が一致団結して場を盛り上げていくあの深夜のお祭り騒ぎは、またどこかで味わいたい……。ワールドカップ本戦でもまたやりましょう!

カタール戦はもちろんAKATSUKI FIVEの全選手を応援していたのですが、1人だけ特別な想いをこめて応援していた選手がいました。それは試合直前に念願の代表メンバー入りしたベンドラメ礼生選手。なぜなら帰国後、この特集のためにインタビューできることが決まっていたから!打算です!試合に出場して、あわよくば得点を決めてもらえたりすれば、インタビューにも幅が出るし価値も上がる。

そんな不純なことを考えていたら試合終盤にその時は訪れました。交代出場したベンドラメ選手が放った3ポイントシュートは放物線を描いてリングの中に!それはまさしく、私に奇跡が舞い降りた!瞬間でした。

すでにお気付きの方もいらっしゃいましたが、「来し方、行く末。」のタイトルは高橋優さんのアルバムから拝借しました。簡単にいえば過去と未来です。ちょっとだけオリジナル感を出そうと思って「、」と「。」をつけたりしたのですが、流石に好きな方の目はごまかせなかったですね。

アルバムの中の「明日はきっといい日になる」という曲はCMでも使われていたりと、ご存知な方も多いはず。私ももちろん大好きな曲です。

今回掲載の選手たちは、プロになるまで、そしてプロになってから現在に至るまでも、決して平坦な道を歩んできたわけではない選手たちばかり。その険しい道のりをバスケットボールスピリッツが誇るライターの皆様にストーリーとして紡いでもらいました。頑張っていれば「明日はきっといい日になる」。どのストーリーからも、そう言われている気がしています。

文 バスケットボールスピリッツ編集部
写真 安井麻実、吉田宗彦、三上太

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