ALLDAY 5ON5 BASKETBALL TOURNAMENT 「バスケが好きだからいつでもプレイする」 バスケが好きならいつでも観に行こう!

5月17日(土)、18日(日)の両日、国内ストリートボール界最大の5on5イベント『ALLDAY』が開催された。場所はお馴染み「代々木公園バスケットボールコート」。すでに9年目で31回目の開催とのことだが、昨年に続きまだ2度目、そんな「ビギナー記者」は18日に出かけて来た。代々木第二体育館に通い慣れていることもあり、公園通りを上がってNHKホールの脇を抜けて会場を目指したが、この日は恒例の「タイフェア」。年々人出が増えているようで(好天にも恵まれ)、明治神宮の元旦の初詣のような混みようだった。

マンゴーの甘い香りやドリアンの個性的な(!?)な匂いを嗅ぎながら歩いたが、うっかり曲がるところを間違えそうに。そこかしこに座り込んでお目当ての「タイフード」をほお張る大勢の人たちを横目に、何とかバスケットボールコートに到着した。バスケットコートの周りも大勢の人が集まっており、ボーラーたちのパフォーマンスに大いに盛り上がっていた。

OFFICIAL SITEで確認していたトーナメント表をもとに、「今日はSOMECITYのチームを目当てにしよう」と考えていた。17日の予選を勝ち上がりベスト8に進出したのは、以下の8チーム。UNDERDOG、F’SQUAD、TEAM-S、勉族(前年優勝によりスーパーシード)、PRODIGY(SIMONを破った)、平塚CONNECTION、Sunday Crew、Team Yokosuka。

予想通りといえば予想通りだったが、この日は3×3男子日本代表の合宿があり、候補に選ばれたボーラーたちは不参加。候補選手を輩出しなかった(辞退したのか!?)勉族が連覇を狙う。ところが、結果は準優勝。そうすると優勝は?

──ゲームの合間に会場をウロウロすると、見覚えのある顔が……ストリートの会場ではNBL/NBDLやbjのプロ選手、実業団所属の選手たちに出会うのが楽しみだ。この日もたくさんの選手たちと挨拶を交わすことができた(挨拶できなかった方、失礼しました!)。

平塚CONNECTIONには遥 天翼選手(三菱電機名古屋)。「電話があって“空いていたら来ないか”って」東海大OBの彼に助っ人要請があったようだ。井上ジョナサン選手(つくば)を見つけたが、「誘われて参加しました。バスケが好きだからいつでもプレイしますよ」と笑顔で、心から楽しんでいる様子だった。アップに向かった彼を目で追うと、そこには田中 大地、レイノルズ(つくば)、早川ジミー(豊通名古屋)、上杉 翔(Dライズ)、澤地サミュエルJr(bj東京)らが集まってきた。チーム名は「PRODIGY」。
“強そ~!!”……レイノルズ選手の高さは群を抜いており、即席チームながらチームメイトとなったボーラーたちもいつも以上に(!?)ノビノビとプレイしている印象。この日は平塚CONNECTIONを38-27で破り、続くセミファイナルはTeam Yokosukaに25-23で勝ってファイナルへ。待ち受けていたのは、やはり勉族だった──。

優勝はPRODIGY、38-20で勉族を破った。晴天に恵まれたこの日は、ボーラーも観客も、バスケを思い切り楽しんだ。頂点に立てなかったボーラーたちは、次のチャンスを狙って各地のストリートボールの大会にエントリーしたり、SOMECITYに登場したりするボーラーたちもいる。「バスケの楽しみ方はさまざまで、どんどん広がっている」そう実感できた一日だった。帰り道、ドリアンを買おうか迷ったが、また来年、ALLDAYの時にしよう(笑)

今やストリートボーラーたちも「日本代表」として世界と戦う日がやって来ている。そんな彼らの活躍にも注目して欲しい。
「第2回FIBA 3×3男子世界選手権大会出場 平成26年度3×3男子日本代表チーム」

ALLDAY

文・羽上田 昌彦(ハジョウダ マサヒコ)
スポーツ好きの編集屋。バスケ専門誌、JOC機関紙などの編 集に携 わった他、さまざまなジャンルの書籍・雑誌の編集を担当。この頃は「バスケを一歩前へ……」と、うわ言のようにつぶやきながら現場で取材を重ねている。 “みんなでバスケを応援しよう!”を合言葉に、バスケの楽しさ、面白さを伝えようと奮闘中。