【bjリーグ】 琉球ゴールデンキングス ×ドーム(アンダーアーマー) =バスケ未来型

沖縄バスケットボール株式会社 代表取締役 木村達郎氏(右)と株式会社ドーム 代表取締役社長 安田秀一氏(左)

沖縄バスケットボール株式会社 代表取締役 木村達郎氏(右)と株式会社ドーム 代表取締役社長 安田秀一氏(左)

7月9日(水)、赤坂ベクトルラウンジ(東京都港区・赤坂ガーデンシティ)において「琉球ゴールデンキングス×ドーム(アンダーアーマー)パートナーシップ契約締結記者発表会」が行われた。
配布された資料を見ると“10年総額3~5億円規模のパートナーシップ契約”という見出しが目を引く。発表された内容(現時点での)は以下の通り。

【期間】
2014~15シーズンから10年間(2023~24シーズンまで)
【内容】
・アンダーアーマー製ウェア、シューズの提供/DNSサプリメント、ドリンク類の提供/Dメディカル商品の提供
・DAH(ドームアスリートハウス)の無償利用
・アンダーアーマー特別協賛試合の実施/テレビ中継枠増加
・アカデミー事業での提携/アリーナ事業での提携(予定)

「今回のパートナーシップ契約は『スポーツを通じて社会を豊かにする』を企業理念に掲げるドームと、『沖縄をもっと元気に!』を活動理念とする琉球ゴールデンキングスが、お互いの理念を実現する最良のパートナーとして、ともに手を携えていこうというものです。」
ということも資料に記載されている。

ところが、この記者発表会で明かされた、契約締結に至る経緯はとても興味深かった。登壇したのは琉球ゴールデンキングス運営会社・沖縄バスケットボール株式会社 代表取締役 木村達郎氏と、株式会社ドーム 代表取締役社長 安田秀一氏。
二人が初めて出会ったのは今年の4月、沖縄を訪れた安田氏が紹介を受け、木村氏と対面。30分程度の会話がきっかけになったと言う。安田氏の言葉を借りれば「二人の天才が出会った」ということであり、短い時間でありながら、お互いの心の奥底にある“熱い思いが共振”した瞬間だったようだ。シンパシーを感じた二人は即行動。現状の理解から将来像の共有、“パートナー”に相応しいWin-Winの関係構築へと一気に加速(この辺りが天才の所以かもしれない)。
製品の提供や施設の無償利用など、メーカーである(株)ドームが実行できることはいくつもある。集客力No.1のプロバスケチーム、琉球ゴールデンキングスは沖縄で抜群の人気を誇り、その宣伝効果は大きい。チームにとっては、地域活性化につながる活動の充実は願ってもないことであり、「現在30億と試算されている沖縄への経済効果を2倍、3倍にしたい」(木村氏)という思いにつながっていく。

そして期待したいのは「アリーナ事業での提携」。まだ予定ではあるが、キングスアリーナ(!?)が完成し、そこにDAHが併設されれば、沖縄に新しいスポーツシーンが出現するはずだ。エンターテイメントとしてのプロバスケのゲームはもちろんのこと、沖縄でキャンプを張るプロ野球選手とキングスの選手が並んでトレーニングを行ったり、さまざまな競技のトップアスリートが集い、子どもたちを集めてクリニックも開催したり……バスケを礎にした未来を想像するだけでワクワクする。「ショッピングモールとアリーナが隣接し、生活の中にスポーツがあるのが当たり前」(安田氏)という現実を目の当たりにできそうだ。

記者から「今回のパートナー契約締結に至った一番の要因は?」と質問され、二人は“理念を共有”を挙げた。その理念は一朝一夕にできるものではなく、心に灯った思いを長い時間をかけて育て上げたものだ。多くの人たちと意見交換を行い、自分の価値観を見直し、磨き上げてきたものだろう。二人は互いの理念を共有し、未来を見据えて行動を共にしようとしているに違いない。ステップを踏んで、確実に出来上がっていく、新たなバスケシーンを皆で楽しもう!

ということで、まずは第一弾。 “沖縄バスケ旋風”と銘打った、琉球ゴールデンキングスのホームゲームが開催される。対戦相手は2013-14シーズンのFINALの再現となる秋田ノーザンハピネッツ。

【RYUKYU GOLDEN KINGS IN TOKYO】(アンダーアーマースペシャル)

2014年9月13日(土):大田区総合体育館
開場/16:00  開演/17:30
※7月31日チケット販売開始。詳細はオフィシャルサイトにて

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