“ルーツがある国”で2年目の勝負 ヨシカワヘッドコーチ留任(兵庫)

「日本は私のルーツがある国。アメリカで培ったバスケットボールのカルチャーやスキルを伝えたい。兵庫ストークスのオファーを嬉しく思う」就任後、初めて取材をした際、ダニー・ヨシカワHCはこのようなコメントを残した。本国では学生バスケット界でキャリアを積んだものの、「プロ」チームの指揮は初めてで、本人にとっても大きなチャレンジだったに違いない。
残念ながら2013-2014シーズンの勝ち星は「9」。上位チームをあと一歩のところまで追い詰めた試合もあったが、結局は勝ち切れず大きく負け越した。この結果は本人が一番悔しかっただろう。そういう意味では留任が決まり、リベンジのチャンスを得た。2年目は勝負の年。ウェスタンカンファレンスはチームの顔ぶれが変わり、(つくばがイースタンへ。広島が新加入)プレイオフ争いが熾烈になる。いち早くチームづくりに着手し、新任の上田 康徳アシスタントコーチとともに巻き返しを期している。
※写真提供:兵庫ストークス

【ヘッドコーチ】Danny Yoshikawa(ダニー・ヨシカワ)

140624aq1974年4月19日、アメリカ生まれ。
カルフォルニア大学デービス校 サンノゼ州立大学大学院 修了
=経歴=
1998-2000 ウエストバリー短期大学 アシスタントコーチ
2000-2001 カナダカ短期大学(カリフォルニア州)ヘッドコーチ
2002-2007 ウエストバリー短期大学 ヘッドコーチ
2007-2008 カリフォルニア大学サンタバーバラ校 アシスタントコーチ
2008-2012 サンフランシスコ大学 アソシエイトヘッドコーチ
2013-2014 兵庫ストークス
=コメント=
今シーズンも兵庫ストークスのヘッドコーチとして指揮を執ることになりましたことを大変嬉しく思っています。昨シーズンは9勝という結果に終わりましたが、本当に多くのことを学び、成長することができたと思っています。今年は私にとっても勝負の年です。プレイオフ進出を目標とし、しっかりとチームづくりをし、開幕を迎えたいと思っています。

【アシスタントコーチ】上田 康徳(Yasunori Ueda)

140624b1986年10月25日生まれ、福井県出身。
中部学院大学卒業
=資格=
日本バスケットボール協会 コーチライセンスB級
ドイツバスケットボール協会 コーチライセンスC級 取得
=経歴=
2007-2009 中部学院大学男子バスケットボール部学生コーチ
2009-2010 レラカムイ北海道アシスタントマネジャー
2011-2012 レバンガ北海道マネジャー
2012-2013 BV CHEMINITZ(ドイツ2部リーグ)アシスタントコーチ
2013      中部学院大学男子バスケットボール部ヘッドコーチ
=コメント=
今シーズンより、兵庫ストークスの一員として新たなシーズンを迎えることができ、大変嬉しく思っております。自分の持っているすべての力を最大限に発揮し、ヨシカワヘッドコーチをサポートしていきたいと思っています。また、私がここでアシスタントコーチとして新たなシーズンを迎えられるのは、ここまで私を支えてくださいました皆様、そして兵庫ストークス関係者の皆様のお陰です。感謝の気持ちを忘れずに、私自身も兵庫ストークスとともに成長していけるように努力していきますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします。

【アスレチックトレーナー】 与那城 朝子(Asako Yonashiro)

1982年8月5日生まれ、滋賀県出身。
ワシントン州立大学卒業
資格:NATA ATC
経歴:2013- 兵庫ストークス

【ストレングス&コンディショニングコーチ】Jon DiCandilo(ジョン・ディキャンディロ)

1973年11月18日、アメリカ生まれ。
アメリカ合衆国スポーツアカデミー スポーツメディスン&スポーツフィットネス修了
資格:NATA ATC / NSCA CSCS

新たに2選手と契約締結

コーチングスタッフの発表と前後して、兵庫が新たに2選手と契約締結を発表した。一人はチーム創設以来在籍する、ウィリアム・ナイト選手。そして、もう一人は昨シーズンまではTGI・Dライズの主力として活躍した細谷 将司選手。突破力と得点力が魅力のガードだ。これで#19梁川 禎浩、#13道原 紀晃、#12松島 良豪らガード陣はスピードとシュート力のある選手が揃った。ファンの期待に応え、上位進出を狙うためにはインサイドの補強が急務となる。今後、発表されるロスターが待ち遠しい。

#4細谷 将司(Masashi Hosoya)

140624c1989年10月2日生まれ、神奈川県出身。
173cm/72kg/G
秦野南が丘高校~関東学院大学~葵企業~TGI・Dライズ
=コメント=
夢だったリーグでのプレイが実現し、大変嬉しく思っています。このチャンスを与えてくれたチーム、そして私を支えてきてくれた関係者の皆様に感謝しております。下部リーグで2年間プレイし、ようやく立てるステージです。チームの勝利に少しでも貢献できるよう、しっかり準備をして開幕を迎えたいと思います。また、尊敬する梁川選手から多くのことを学び、良きライバルになれるよう、持ち味のスピードと得点力をさらに伸ばしたいと思っています。私にとっては初めての土地です。兵庫県内さまざまな場所で多くの皆様にお会いできるのを楽しみにしていますので、これからもよろしくお願いします。

#33 ウィリアム・ナイト(William Knight)

140624d1979年1月20日、アメリカ生まれ。
197cm/95kg/F
Parent Jr High School~Westchester High School~UCLA
エンテンテオーリンズ(フランス・2003-2004)-アポロンリマソール(キプロス・2004-2005)-アル レイアン(カタール・2005-2006)-サンタバーバラ(アメリカ・2006-2007)-ESSM ラ・ポルテル コテ オパレ(フランス・2007-2008)-ポーラザック バスケット ドルドグメ(フランス・2008-2009)-浜松・東三河フェニックス(2009-2010)-大阪エヴェッサ(2010-2011)-兵庫ストークス(2011-)
=コメント=
Let’s go Storks!! 兵庫ストークスに戻ってこれて大変嬉しく思っています。次のシーズンはとにかく勝つこと、そしてチームとして成長していくことが大切です。ストークスにとってエキサイティングなシーズンになります。ぜひ、試合会場に来ていただき、応援をよろしくお願いします。

兵庫ストークス

文・羽上田 昌彦(ハジョウダ マサヒコ)
スポーツ好きの編集屋。バスケ専門誌、JOC機関紙などの編 集に携 わった他、さまざまなジャンルの書籍・雑誌の編集を担当。この頃は「バスケを一歩前へ……」と、うわ言のようにつぶやきながら現場で取材を重ねている。 “みんなでバスケを応援しよう!”を合言葉に、バスケの楽しさ、面白さを伝えようと奮闘中。