2016年新リーグへ動き出したチームたち! 〜世界を変えるチャンス〜

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これまでのタスクフォースの動き……というよりも、“川淵三郎劇場”をいつも楽しく拝見している。
統一リーグ問題が浮き彫りになるずっと前から、バスケ界にはもっと夢のある話が必要だと何度か書かせてもらってきた。ようやく前向きなチャレンジを投げかける川淵チェアマンの言うことは、至極当然でしかない。

現状を見れば難しく、チームのオーナーにとっては頭を抱える難題であることも分かる。だが、今よりもっと発展させるために、より儲けていくためにも、チャンスと捉えた方が楽しいではないか。黒字化とはいえ、選手たちの生活が向上していない削減努力ではなく、努力の先にみんながハッピーになれるように理想を高めていきたい。
これはバスケ界の変革に留まらず、アリーナスポーツを引っ張る大きな一歩であり、日本プロスポーツ全体におけるレボリューション!FIBAと直接対話ができる今、新たなるバスケマーケットについて提案だってできる。世界を変えられると思って取り組めば、これほどワクワクする仕事はない。

早くも新リーグへ向けて動き出したチームがいくつかある。大阪エヴェッサは1月30日の時点で、7千人収容可能な舞洲体育館との定期建物賃貸借契約を締結したことを発表し、すでにアリーナ確保に成功。NBDLにも関わらず、アースフレンズ東京Zはいち早く新リーグへの参入を明言した。それ以外にも、署名運動やリーグ戦でのイベントを通じて、新リーグへ向けたアピールが始まっている。
同時に、来シーズン限りで我が街のチームが無くなっても良いのかどうか、全リーグに属する全チームのブースター(ファン)は試されていると言えよう。行政を動かし、チームを引き上げられるのは、当事者である地元ブースターの力しかない。

新リーグへの参加要件に対する詳細が出てくるタスクフォース第3回会議(3月25日予定)以降、さらなるアクションがあることだろう。参加要件が難しいのであれば、それ以上の具体案をタスクフォースに叩き付けるようなことがあってもおもしろい。これまでは理想郷を掲げず、企業名だの、オンザコート数だの、着地点なき退屈な議論に時間が費やされてきた。しかし、“のるかそるか”の現状はワクワクしながら笑顔で見守ることができる。
バスケだけではなく、全体的に見ても改善の余地はたくさんある日本スポーツ界。プロ野球やサッカー、アメリカンスポーツに代表されるメジャースポーツの成功&失敗例だけではなく、マイナースポーツやスポーツ以外にもヒントはたくさん転がっている。至極当然のことを言ってるFIBAやタスクフォースだが、その意見だけに流されてしまってもおもしろくない。時間がない中ではあるが、新しくも楽しいプロバスケットボーグリーグを創造すべく、さらなるアイディアをぶつけ合いながら、日本発信のオリジナリティ溢れるリーグにしてもらいたい。
我々ファンも、間口が開いているタスクフォースへ、楽しく発展的な意見を送って、みんなで世界を変えよう!

タスクフォース

泉 誠一