全部が違った全国レベル(東海大学九州 #4 小澤 愛菜選手)

九州2位の東海大学九州と関西3位の関西学院大学との対戦は、77-53で関西に軍配が上がった。昨年はベスト16まで勝ち進むも、勝利したのは東北と中国地域の代表チームであり、3回戦に当たった大阪人間科学大学に60-93で敗れている。九州代表として、小澤 愛菜選手は『打倒、関西・関東』を目標に掲げてきたが、残念ながら今年も及ばなかった。4年生の小澤選手だが、まだ引退はしない。最後の戦いへ向けて、もう一度チーム一丸となって勝利を目指す。

ー 前半は良かったのですが後半に引き離され、悔しい敗戦となりましたが今の心境は?

正直言えば悔いはまだ残っていますが、精一杯全員で戦うできたのでそこは良かったと思います。

ー 組み合わせが決まってからどのような対策をしてこの試合に臨みましたか?

初めて対戦する相手でもあったので、しっかりスカウティングをして試合に臨みました。前半は競った展開ができ、後半には逆転して巻き返す気持ちでいました。しかし、気持ちの面で躊躇してしまう部分があり、そこが敗因になってしまったと思います。

ー 3年連続出場し、インカレでの経験を積み重ねてきましたがそれでも足りなかった点は?

一人ひとりのシュートに対する意欲がまだ足りなかったです。今年は下級生がメインとなるチームでしたが、その中でも4年生の自分がもっとチームをまとめていければ、さらに欲を持って戦えたかと思います。そこも足りなかったです。

ー インカレのレベルをどう感じていますか?

当たりや体幹、シュートの確率、スピード、言ってしまえば全部が違いました。他のチームの良いところはしっかり真似て、まずは九州のトップを目指して後輩たちには今後もがんばってもらいたいです。打倒、関西、関東です。

金子 仁美選手

ー 2年生の金子 仁美選手と豊田 有紗選手は180cmあり、今後も期待される選手ですね?

新チームはインサイドがメインになってくるとは思いますが、そこで2人がリバウンドやシュートをしっかり決めてくれるようになれば、本当に関西や関東のチームともまともに戦えるようになると思います。他の選手たちもシュートの確率を上げたり、ドリブルやスピードをもっと強化していってもらいたいです。センターの2人とともに、3年生エースの井上(春佳)にも練習中は厳しく言ってきました。センターの強化をしっかり続けて、来年に向かってがんばってもらいたいです。

ー これで大学バスケは引退となるのでしょうか?

いえ、オールジャパンの出場が決まっており、あと1ヶ月強、このメンバーでがんばっていきます。3年連続出場していますが、ここ2年は1回戦で負けてしまっています(昨年は岐阜女子高校、一昨年前は大阪人間科学大学に敗退)。オールジャパンまでもう一回、選手18人とコーチを含めた20人全員が一丸となって、楽しみながらも必死にがんばっていきたいです。

ー オールジャパンでの目標は?

強いチームと対戦できるように、悔いなく終われたらいいなと思っています。

ー 卒業後もバスケットは続けますか?

就職しても社会人チームで続けていきます。

第68回全日本大学バスケットボール選手権大会

文/写真・泉 誠一