FIBA タスクフォース「JAPAN 2024 TASKFORCE」設立 〜日本バスケットボール界の長期的なビジョン・目標を幅広く議論〜

パトリック・バウマン氏、川淵 三郎氏、インゴ・ヴァイス氏(左から)

パトリック・バウマン氏、川淵 三郎氏、インゴ・ヴァイス氏(左から)

本日、タスクフォースの第1回会合が行われ、タスクフォースメンバーが発表された。以下、報道資料ならびに、記者会見の模様をお伝えする。

この度、日本バスケットボール界の長期的なビジョン・目標を作り、実行していくためのFIBA タスクフォース「JAPAN 2024 TASKFORCE」が立ち上がりました。
“2024”は10年後、日本のバスケットボールのあるべき姿を共有し、2020年夏の東京オリンピックはもちろん、その後の2024年夏五輪でも継続して日本代表が活躍するためにタスクフォースを行うという気持ちを込めています。

タスクフォース設立の背景と趣旨

これまで日本バスケットボール界は、様々な問題・課題に対し、多くの議論を重ねてまいりました。しかし、内部関係者だけによる議論では、根本的な解決や合意形成には至らず、結果、2014年11月にFIBA加盟国協会としての資格停止処分を受けると言う最も大きな困難に直面しました。

「JAPAN 2024 TASKFORCE」はこの出来事を日本バスケットボール界が変革するためにの大きな機会と捉え、議論を進めてまいります。

また、より多くの有識者・関係者・選手、そして地元やファン等からインターネットやFacebook・twitterを活用しながら、広く日本バスケットボールの未来と発展のための意見を募集し、それを集約、参考にさせていただき議論を行いたいと考えています。

公式ウェブサイト:http://www.japan2024.jp/
公式facebook:http://www.facebook.com/japan2024/
意見募集メールアドレス:vision@japan2024.jp

本日ここにタスクフォースメンバーを発表しますが、そのメンバーだけでなく、日本バスケットボール界を愛する全ての方々がタスクフォースメンバーであると考えています。

タスクフォースメンバー

川淵 三郎:公益財団法人日本サッカー協会キャプテン(最高顧問)
インゴ・ヴァイス:FIBA セントラルボードメンバー
青木 剛:公益財団法人日本オリンピック委員会副会長 兼 専務理事
岡崎 助一:公益財団法人日本体育協会 専務理事
梅野 哲雄:公益財団法人日本バスケットボール協会
林 親弘:株式会社東芝 バスケットボール部ブレイブサンダース 部長
木村 達郎:沖縄バスケットボール株式会社 琉球ゴールデンキングス 代表取締役社長
萩原 美樹子:早稲田大学バスケットボール部 女子部ヘッドコーチ
中村 潔:株式会社電通 執行委員
境田 正樹:四谷番町法律事務所 弁護士

タスクフォースのアジェンダとスケジュール

「JAPAN 2024 TASKFORCE」は、2015年6月までに以下の3つの大きな課題について関係者間での合意形成を目指します。

1)男子2リーグの統合
“FIBA Official Basketball Rules”に従い、JBAの傘下で運営されるトップリーグ(1リーグ)を創生し、国内全体でリーグを成長させる。

2)日本バスケットボール協会(以下、JBA)のガバナンスの強化
機能的、効果的、時代の先端を行くJBA組織の再構築とする。

3)日本代表(男子・女子)の強化体制確立
具体的に実行可能な長期プラン(2024年までをカバーするもの)を策定する。

主に上記1)〜3)それぞれの
A)目標とする理想像
B)A)に至る経過措置策
C)B)の期間の設定
を議論し、その経過を公開してまいります。

スケジュール(予定)

1月下旬:第1回MTG
3月上旬:第2回MTG
3月下旬:第3回MTG
4月下旬:第4回MTG
5月下旬:第5回(最終)MTG
6月下旬:FIBA Exective Board Meeting

記者会見コメント

パトリック・バウマン氏
今日は日本のバスケ界にとって歴史的な一日となる。これからの未来を描いていきたい。
多くのサポートにより素晴らしいものが作れると期待している。
最終的にどのようなものになるかは分からないが必ず良いものになり、日本のバスケ界のためにも素晴らしい試みになるはずだ。
川淵さんとヴァイスさんをチェアマンに迎え、一緒にやっていけることを頼もしく思っている。
JOCや文科省の支えがあり、川淵さんを迎えられることをうれしく思っている。

川淵 三郎氏
13年ぶりのチェアマンはうれしいような、うれしくないような気持ち。
文科省の推薦により、バスケ界をまとめて欲しいと要請があった。バスケ界の改革のために全力を捧げたい。
Jリーグスタート時は5年間の準備期間があった。しかし、サッカーのことが良く分かっていながら5年かかった。
今回は来年の五輪に出るためには、6月上旬に発展させるための工程表をFIBAに出す。それを認められJBAに戻して、スタートしなければならない。4ヶ月ほどしか期限がない。
この問題を解決するためには、NBLとbjを一つのトップリーグにするためにもどうするかに尽きる。
バウマンから1つのリーグにすること、JBAのガバナンス、日本代表の育成が3つのテーマであるが、一つ目が夢のあるトップリーグにするか、これが全て。
過去6年間話し合っても堂々巡りし、難しいと思っている人も多いと思う。
それをやり遂げる。やり遂げなければいけない。
プレイヤーズファーストと言われるように選手たちのためにも、協会や関係者が我慢し、譲り合いながら、真剣に取り組めば解決できないわけがない。
両リーグの良いとこ取りをしようなんて思って無い。
Jリーグに次ぐリーグになるポテンシャルを持っている。日本の中でもトップクラスの競技団体。
強い意志を持って努力して行きたい。タスクフォースの皆さんは前向きに返事をいただいている。
これまでの討議についてファンは知らない。今、どう討議しているかを伝え、ファンの意見を聞きながら良いリーグを作って行きたい。

インゴ・ヴァイス氏
川淵さんとは何度も打ち合わせをしてきたが、日本のバスケの終着点におけるイメージを出し合ってきた。
どう発展していくべきか、リーグを運営すべきか、育成していくべきかを話し合い、東京五輪は男女とも日本代表として出場できる方法を模索しています。
私はタスクフォースの中で唯一の外国人。他の方はみな日本人であり、スポーツやビジネスのスペシャリストたち。日本人の手で立ち上がることを求めています。
タスクフォース事業はファンやメディアにも透明性を持って伝えたい。質問があれば、ぜひコンタクトを取ってください。皆さんの意見は大変貴重であり、支援、ご助力をいただきたい。
皆さんにお願いしたいことは、どうか川淵さんの支援をお願いします。各個人が専門分野において最善を尽くすことをお約束します。
日本は素晴らしい国であり、日出づる国です。バスケも同じように日出づるようにしていきたい。