パラスポーツとして初の”天皇杯”は東京パラリンピック会場にて明日5月19日(土)開幕(天皇杯 第46回車いすバスケットボール選手権大会)

車いすバスケの日本一決定戦は、5月19日(土)-20日(日)に武蔵野の森総合スポーツプラザ(最寄駅:京王線飛田給駅徒歩5分)で開催(入場無料)。「天皇杯 第46回車いすバスケットボール選手権大会」という大会名通り、今年から優勝チームには天皇杯が下賜される。これはパラスポーツとしては初めてであり、パラリンピックの花形である車いすバスケは国内における最高の栄誉を得た。また、武蔵野の森総合スポーツプラザは2020年東京パラリンピックの会場でもあり、今からここで試合できることでホームコートの利点を発揮できるよう期待が込められている。

昨年までは全国各ブロックを代表する16チームで争われていた。しかし今年は、さらに東日本と西日本での第2次予選会を行い、勝ち上がった8チームに絞られている。つまり、1回戦からハイレベルな戦いが期待できる。10連覇に挑む宮城MAXだが、優勝回数は同じ9回を誇る強豪・千葉ホークスといきなり1回戦で対戦する。宮城MAXの豊島英キャプテンは、「昨年までは1回戦から少しずつ大会を通してチームを作る部分もあったが、今年はそうもいかず、気が引き締まる思い」と初戦から全力で向かっていかねばならない。

宮城MAXには土子大輔選手が、昨年の準優勝チームであるNO EXCUSEには千脇貢選手が、それぞれ千葉ホークスから移籍したのも話題だ。リオパラリンピックを経験した日本代表選手の加入が、どうプラスアルファされてチーム力を向上させるかも注目である。

NO EXCUSEの中井健豪ヘッドコーチは、「昨年は悔しさとともに、宮城MAXの強さを感じた。一方で、日本一に手が届く手応えを確実に感じることもできた。宮城MAXに強力な新戦力が加わったが、私たちも同じであり、目標は天皇杯初代チャンピオン」と述べ、初優勝を目指す。対する宮城MAXの佐藤聡ヘッドコーチは、「昨年の決勝は3点差でなんとか勝ちきることはできたが、チームの完成度を上げないといつ負けてもおかしくない試合だった。今までは個の力で押し切っていた部分もあったが、それだけでは強豪チームに勝つことは難しくなっている。チーム力や連携力が発揮できれば、良いゲームはできる。どこと対戦してもレベルの高い試合になるとは思うが、終わってみれば宮城MAXが強かったと思ってもらえるようにしたい」と10連覇に挑む。

最後に出場全チームのキャプテンによる今大会へ向けた抱負を紹介しよう。

宮城MAX:豊島キャプテン

もちろん今年も目指すは優勝です。決勝でまたNO EXCUSEと対戦すると思っています。一昨年は6点差、昨年は3点差と勝ってはいますが、少しずつ点差が詰まっています。宮城MAXには土子選手が加わり、得点力では昨年より上回っており、そこを強みに勝ち上がっていきたいです。10連覇がかかる大会であり、これまでの歴史を作ってきたたくさんの方々の思いを背負いながら、天皇杯を獲って帰りたいです。

千葉ホークス:伊東容臣キャプテン

チームの勝利に結びつくように脆弱な個々を強化し、まとめてきました。チャンピオンになることはもちろん、車いすバスケファン、応援していただいている方々に楽しんでもらえる準備はできました。私たち千葉ホークスが誰よりも楽しませていただきます。

パラ神奈川スポーツクラブ:矢守睦キャプテン

今年は新しい選手も加わり、全員で走り強いディフェンスから攻めの機会を多く作るチームを目指してきました。応援よろしくお願いします。

ワールドバスケットボールクラブ:竹内厚志キャプテン

西地区代表のワールドBBCです。ここまで選手全員が仲間のためにできることを全力で行い、全力で戦い抜いてきました!日本選手権でも一人ひとりが仲間のため全力でやっていきます。とにかくワンプレー、そしてワンプッシュに気持ちを込めて勝ち上がっていきます。最後には観客の声援が必要になります。ご声援よろしくお願いします。

埼玉ライオンズ:原田祥平キャプテン

昨年の今大会から強まで、人数が少ないながらにも各々の形でレベルアップを図ってこの大会へ戻ってきました。一昨年、昨年と準決勝で敗退が続いているので、今年は必ず決勝へ進出すること、そしてその試合で勝利して創部初の日本一、車いすバスケットボール初の”天皇杯”を手に入れることができるように、精一杯プレーします。応援してくれている皆さんと一緒に総力戦で戦います。

福岡breez:近藤良紀キャプテン

今年二次予選会が新たに加わり、前年にも増してさらに厳しい戦いを強いられました。厳しい試合を勝ち抜いていくにつれ、選手、スタッフ共に、より一層絆が深まり、チーム全体にさらなる活気と自信をつけることができました。今年はブロック代表のみならず、西日本の代表として、誇りを持って一戦一戦を戦い抜いていきたいと思います。

富山県車椅子バスケットボールクラブ:宮島徹也キャプテン

若い選手を中心にルーズボールや、リバウンド、ボールに対する執着心は負けず最後まで全員全力でプレーします。走るバスケットを、目指し練習を取り組んできました。地方のチームですが、応援よろしくお願いします。

NO EXCUSE:湯浅剛キャプテン

昨年は決勝で敗れ、とても悔しい思いをしました。その悔しさを忘れることなく、一年間優勝するために練習やミーティングを重ねて、この日を迎えました。NO EXCUSEは速い展開と高さを生かしたプレーが持ち味です。悲願の優勝に向けてチーム全員で一戦一戦勝ち進んでいきたいと思います。

5月19日(土) スケジュール

10:00 ①宮城MAX vs 千葉ホークス
10:00 ②パラ神奈川スポーツクラブ vs ワールドバスケットボールクラブ
12:15 ③埼玉ライオンズ vs 福岡breez
12:15 ④富山県車椅子バスケットボールクラブ vs NO EXCUSE

14:35 準決勝(①の勝者 vs ②の勝者)
14:35 5-6位決定戦(①の敗者 vs ②の敗者)☆スカパー!中継
16:50 準決勝(③の勝者 vs ④の勝者)
16:50 5-6位決定戦(③の敗者 vs ④の敗者)

5月20日(日) スケジュール

10:00 5位決定戦
10:00 7位決定戦
12:15 3位決定戦
14:30 決勝戦 ☆スカパー!中継

テレビ中継

BS 241 BSスカパー!
Ch. 579 BSスカパー!
<準決勝> 5/19(土) 午後2:30~7:00<生中継>
<決勝>  5/20(日) 午後2:00~5:00<生中継>

天皇杯 第46回日本車いすバスケットボール選手権大会