車いすバスケ天皇杯

決勝は11連覇に王手を懸けた『宮城MAX』vs 初優勝を目指す『埼玉ライオンズ』15:30Tip-Off(観戦無料)

「絶対に勝つ」藤澤潔

パラ神奈川スポーツクラブ vs 埼玉ライオンズの準決勝。今年はすでに公式戦で2試合を戦っており、通算1勝1敗。それ以外にも何度も練習試合を重ねて来たことで、お互いを知り尽くすライバル対決。直近は天皇杯の東日本2次予選決勝であり、そのときは57-40でパラ神奈川スポーツクラブが勝っている。

迎えた3戦目、パラ神奈川スポーツクラブが堅守速攻で4-0からスタート。リベンジに燃える埼玉ライオンズの#11藤澤潔(2.0)は「絶対に勝つという強い気持ちで臨んだ」。慌てることなくボールをつないで得点を返し、前半は27-20と埼玉ライオンズがリードして折り返す。

日本最速を誇るパラ神奈川スポーツクラブのお株を奪うように、埼玉ライオンズは一気に自陣へ攻め込むタッチダウンパスからイージーシュートを決め、43-33と二桁点差をつけた。どちらもトランジションバスケットで勝ち上がってきたが、その精度と選手層の厚さで埼玉ライオンズが上回り、59-48でリベンジを果たす。4年ぶりの決勝進出を決め、初優勝を狙う。

宮城MAXに健常者はいない。対する埼玉ライオンズは3人の健常選手を擁し、チームのレベルアップを図ってきた。そのうちの一人、埼玉ライオンズ#12大山伸明(4.5)は「ディフェンスもオフェンスも、とにかくリバウンドを獲ることは意識しています。そこから良いトランジションバスケにつなげられるように、まずはボックスアウトしてリバウンドを獲ることは常に考えています」というスタイルで起点となる。体幹が強く、何より足で踏ん張ることができる健常者は、フィジカル面でのメリットが大きい。宮城MAXのポイントゲッターである藤本、土子をどう押さえるのか。その戦いが今から楽しみである。

第47回日本車いすバスケットボール選手権大会

【5月12日(日)】
10:30 5位決定戦
12:45 3位決定戦
15:30 決勝戦(BSスカパー!生中継/YouTube「TOKYOパラスポーツチャンネル」ライブ配信)

文・写真 バスケットボールスピリッツ編集部

こちらもおすすめ

Top