デンソーアイリス 赤穂ひまわり #88

咲け、咲け、大輪のひまわり part2

※本記事は2018年11月発行、バスケットボールスピリッツvol.27からの転載

――アンダーカテゴリーでの日本代表は経験済みですが、今年(2018年)は初のフル代表に選出され、ワールドカップ(9月22日~30日、於スペイン)に出場しました。改めて感想を聞かせてください。

ワールドカップ前の合宿期間は本当に長くて、きつくて、初めての経験ばかりで大変だったんですが、本番では自分のプレーをやること、出し切ることだけを考えていたので1試合、1試合がすごく楽しかったです。もちろん最後に負けたのは悔しかったですけど、それでもやっぱりワールドカップは楽しかった!(笑)。ポジションについては最初の合宿では2番をやらせてもらって、途中から3番、4番とポジションが増えて、練習中に1回だけ5番もやりました。幅広いポジションをやることに戸惑いもありましたが、経験していくうちに「ああ、これが自分の強味なんだなあ」と思えるようになって、いろんなポジションをやることが楽しさに変わりました。日本のトップクラスの選手の中でそうした経験ができたのは自分にとって大きなプラスになったと思います。

――デンソーで同期のオコエ桃仁花選手も初のフル代表入りでしたね。

はい。桃仁花とはワールドカップ中は同じ部屋でした。とにかく2人とも初めて経験することばかりなので、いろんな話もしたし、お互い頑張ろう!と励まし合っていましたね。桃仁花の性格は、もう見たまんま明るくて楽しい子です。選手としてすごいと思うのはパワーと瞬発力。この2つを兼ね備えている選手はそうそういません。いろんな意味で刺激をもらっています。

――ひまわりさんはどんな性格なんでしょう?自己分析してもらえますか。

うーん、難しい(笑)。慎重というか、ミスをしたくないので何をやるにもまず1度考えて準備してやる方です。心配性なのかな?姉は真逆で思い立ったらバーッと行動しちゃうタイプ。わかってないのに突き進みます(笑)。姉妹でも全然違いますね。休日も私はインドア派でほとんど部屋でゲームしたりして過ごします。たまに好きな映画を見に行くぐらい。洋画が多いんですが、気になったものがあると1人でも見に行きます。

――慎重であってもコートの上では大胆さも必要になると思います。今シーズンに懸ける意気込みを聞かせてください。

うちは若い選手が多い分、まだリツさん(高田真希)頼みになる試合があります。自分の持ち味は大きくても動けることだと思うので、自分で点を取りに行くという気持ちを強く持って、昨シーズンより得点に絡めるようになることが第一の目標。まだ足りないと感じている“貪欲さ”と“シュート力”を身に付けて貢献度を増していきたいと思っています。狙うのはただ1つ、優勝しかありません!

デンソーアイリスの同期、同じく20歳の佐古瑠美選手と笠置晴菜選手に伺いました。
ひまわり選手ってどんな人?

佐古瑠美 ひまわりと初めて会ったときは全然しゃべらなかったのに、今ではいろんなことをガツガツ言ってくるようになりました(笑)。同期なのにスタートで出て責任感を持ってチームのために頑張っている姿を見ると本当にすごいと思う。ひまわりだからできることだと思うし尊敬しています。私も自分の武器であるシュートにさらに磨きをかけて、コートに出ることがあったら少しでも貢献できるように頑張りたいです。

笠置晴菜 ひまわりはさっぱりした性格で全く女の子っぽくないですね。口数は多い方じゃないですけど、自分が好きなゲームやアニメの話になるとどんどんしゃべってきます。すごいなと感じるのは、自分の考え、意志をしっかり持っていて、それを1年目からちゃんと出せていたこと。大物です(笑)。自分を含め同期が5人いることは刺激になるし、私はその中でガードとして得意とするアグレッシブなディフェンスで日本一に貢献できる選手を目指して行こうと思っています。

文 松原貴実
写真 安井麻実

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